昨今、コロナの影響で結婚挨拶が出来ない、(結婚)相手の親に会えない、というお悩みを持つカップルが増えています。
最近では「オンライン結婚挨拶」「オンライン帰省」などもありますが、中には、まだオンラインへの抵抗感が消えない親世代も多いのではないでしょうか。
「相手の親がオンラインでの結婚挨拶を拒否」
「一先ず、手紙を出す事になったが、今さら手紙なんてマナーも書き方も分からない」
「相手の両親にいい印象を持ってもらいたいのに、失礼な事を書いてしまわないか心配」
コロナや、緊急事態宣言中で相手の両親に会えない時の、結婚挨拶代わりの手紙・年賀状に使える手紙の書き方・マナー・注意点をまとめてみました。
【結婚相手の親への手紙の書き方】~基本編~
便箋やペンの選び方
便箋のデザインは、親御様との関係性や、親御様の年齢などを踏まえて選ぶのがベター。当たり前ですが、キャラクターものはNGですよ!
【結婚相手の親への手紙の書き方②】~書き出し編~
例文
「拝啓」「敬具」を使うのがベター
目上の人に宛てる手紙や、改まった場面の手紙では「頭語・結語」を使うのがベター。
「拝啓—敬具」や「謹啓—謹白」など、手紙の最初と最後によく見るアレです。
頭語・結語の種類はいつくかありますが、どれもセットが決まっています。
結婚相手の両親へ送る手紙に沿える書き出しは、「拝啓」&「敬具」が一番シチュエーションには合っているでしょう。
「時候の挨拶」はよそよそし過ぎないものを選ぶ
時候の挨拶とは、季節や天候毎で、その心情や季節感を表現する文章で、手紙の書き出しで使用します。
ビジネス文書などでも用いられますが、難しく丁寧すぎる表現を使いすぎるとよそよそしさが逆効果になってしまうかもしれません。
あくまで、今後家族になるお義父様・お義母様へ送る手紙だという前提で、あなたの言葉により近い表現を選ぶようにしよう。
【結婚相手の親への手紙の書き方③】~自己紹介編~
自己紹介の例文
自己紹介・本文を書くポイント
相手の親と相性の良いものや、次の会話に繋げられそうなものがベター
趣味がなければ無理して書く必要はないので、ご安心を!
【結婚相手の親への手紙の書き方⑤】~NG編~
「婚約させていただきました」はNG
ふたりの婚約は、両親の承諾を得てから成り立つものです。
事前に、それぞれの親にプロポーズをした旨/された旨を報告し、婚約に対する反応を見たうえで、お電話などで婚約の許諾を得ましょう。
それまでは、「婚約させて頂きました」という表現は控えておきましょう。
「お義父さま」「お義母さま」は、結婚を認めてもらってから
結婚のお許しをまだ頂けていないなら、「〇〇さんのお父さま」「お母さま」とお呼びするのが無難です。
敬語・謙譲語の使い方に注意
社会人としては当たり前の事ですが。意外と間違って使ってしまっている場合が多いんです。面倒かもしれませんが、封をする前にもう一度インターネットで調べて確認しておきましょう。
菓子折りは贈ったほうがいい?
お手紙と一緒に菓子折りを贈っても、いい印象を持って頂けるでしょう。
もちろん、お相手側の好み次第なので絶対NGではありません。
さいごに・・・
コロナ禍で相手の両親に会えない時に送る手紙の書き方や注意事項について、まとめてみました。最近はスマホやオンラインでコミュニケーションをとる時代になったので、日常的にお手紙を書いている人も少なくなり、手紙のマナーとは無縁ですよね。
完璧な手紙を目指す必要はありません。
そのお手紙から、あなたの人柄の良さが伝わる内容や、マナー・教養のある人、という印象を相手の親御様に持ってもらえるようになればいいですよね!
少しでも、参考になれれば幸いです。ここまでお読み頂きありがとうございました。
▼この記事に関連するオススメ記事はこちら