新婚さんの新居や引越しの費用を国の税金で補助してくれる結婚新生活支援事業をご存知でしょうか。
結婚は、人生の中でも、住居・家具・結婚式・新婚旅行・指輪など何かとお金がかかるものです。
結婚にまつわる費用の一部を国の税金で補助してもらえるという制度なので、活用しない手はありません。
今日は、兵庫県で新婚さんの補助金「結婚新生活支援事業」の対象市町村はどこ!?を記事にしたいと思います。
結婚新生活支援事業とは
結婚新生活支援事業は、少子化対策の一環として、内閣府が旗振り役となって、経済的な理由で結婚できない人を減らそうという事で、2016年からスタートしました。
地域少子化対策重点推進交付金の1つです。
結婚新生活支援事業の1世帯あたりの交付額が、2021年度から最大60万円に引き上げられる(2020年度まで最大30万円)というニュースが2020年9月に流れたために、今、新婚世帯から注目を集めています。
新婚世帯にとって、最大60万円の支援は非常に大きいですよね。
兵庫県で結婚新生活支援事業が利用できる市町村は・・・
結婚新生活支援事業は、全国で281の市町村で利用ができます。
東京都など、利用できる市町村が1つも無い都道府県もある中で、兵庫県は利用できる市町村が9市町村(令和2年度)あります。
兵庫県で結婚新生活支援事業が利用できる市町村は、神戸市、三木市、高砂市、丹波市、南あわじ市、加東市、多可町、稲美町、上郡町の9つの市町村となります。
結婚新生活支援事業が活用できる人は・・・
残念ながら結婚新生活支援事業は、だれでも活用できる訳ではありません。
2020年度で対象となるのは、世帯所得340万円未満で、入籍日に34歳以下である事が条件です。
これが2021年度には、世帯所得480万円未満で、入籍日に39歳以下まで対象を拡大する。
この点、花嫁マルシェが普段からお世話になっているファイナンシャルプランナーの菊池さんに質問してみました。
結婚新生活支援事業に対するファイナンシャルプランナーから新婚さんへのアドバイス
前述のファイナンシャルプランナー菊池さんより結婚新生活支援事業に関するアドバイスをいただいていますので、ご紹介します。
■以下・菊池さん
結婚予定のある方に向けて政府が資金面のバックアップを強化する「結婚新生活支援事業」ですが、これは使わない手はないです!
結婚考えてるけど、結婚式と他に一体いくらかかるの?!
この質問、20〜30代の方から1番多いって言っても過言ではないくらい来てます笑
そうです、住まいの初期費用です笑
駅チカ、スーパーやクリニック等が徒歩圏内にあり便利であればあるほど、家賃は高くなりますよね?
最近の賃貸マンションでは、カウンターキッチン、宅配BOX等が完備されている物件も多くなっています。
結婚式、結婚指輪、ハネムーンと同時に住まいをどうするか??
ここも大切なポイントで、パートナーとしっかり話し合って進めなければいけません。
そこで、国のバックアップである「結婚新生活支援事業」を見てみると、対象条件さえ当てはまれば、最大60万円の給付を受けられます!
(※2021年3月までは最大30万円)
これは主に引越費用と住まいの初期費用をバックアップするといった施策になります。
初期費用は、敷金礼金、家賃共益費の1カ月分等を合わせたものを指します。
お部屋が2つ以上ある賃貸マンションであれば、確かに60万円くらいは掛かりそうですよね。私もそうでした。
この事業は、地方都市では対象地域が急速に拡大しておりますが、東京大阪京都のような都心部では、まだこれから広がりを見せると見込まれます。
ライフプランが進むにつれ、大きな買い物やイベントが増えてきて、わかりにくいことや誰かに相談したいなぁと思うことがあると思います。
その時は是非お声がけ下さいね。
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