こんにちは。花嫁マルシェ編集部のYochiiiです!
最近、花嫁マルシェでは、新居が決まらないという悩みをよく伺います・・・。
自分の希望がわからない、二人で意見が合わないなど色んな悩みがありますが、これ、長期化すると夫婦の喧嘩にもつながる事があり、早期に解決する事が重要です!
結婚する時は新居だけでなく、入籍・結婚式など色々とやる事が多いので、期日内にしっかりと調べて、きちんと吟味して、夫婦で話し合った上で、スパッと決めるのがポイントです。物事を決められず、時間が経過してしまうと、焦りが出て、ケンカになりやすい状態となります。
そこで、「新居が決められない・・・」という数々のご夫婦を見てきた花嫁マルシェとして、本日は、悩める新婚夫婦によくある「新居が決まらない問題」について書いてみたいと思います。
参考となるお話をしてくださったのは
大阪をはじめとする関西の不動産(賃貸・管理・売買)物件の仲介を行っていて、沢山の夫婦の新居相談を案内してきた「株式会社トライアングル」の代表取締役の松村 友佳さんです。
私自身が、既婚者なうえ、賃貸・売買共に知識に長けているという事から、今まで多くの新婚夫婦の新居探しをサポートしてきました。
住宅探しにおいて、希望条件は夫婦で事前に話し合って不動産屋に伝える事が多いのですが、何から始めれば良いか分からない、という方が殆どです。
そんなご夫婦でも、おふたりのライフスタイルに合わせて、何を優先すべきかを一緒にお話ししながら、そのご夫婦にピッタリの住宅を見つけるのが私の仕事だと思っています。
新居の間取りが決まらない
新婚夫婦でマンションを選ぶ場合、間取りをどうするかによって家賃が変わってきます。
新婚夫婦の人気の間取りと各メリットをご紹介します
【新居の間取りタイプ①】若い新婚夫婦に多い<1LDK>
ダイニングで食事をし、リビングで一緒にくつろぎ、別室にはダブルベッドを置き寝室として使う。
夫婦一緒に過ごす時間を長く取りたい新婚夫婦にはお勧めの間取りです。
部屋数が多い物件よりも家賃を抑えられる傾向にあるのも、若い方には嬉しいですね。
しかしながらデメリットも・・・
- ひとりになれる空間がない
- 趣味や勉強に没頭したい時にも集中ができない
- 常に相手を気遣わないといけない
- 子供が生まれると、1LDKでは狭い
【新居の間取りタイプ②】20代後半~30代の新婚夫婦に多い<2DK・2LDK>
ひとり暮らし歴が長く、趣味やひとりの過ごし方が確立されている30代前後は
新婚とはいえ、お互いの時間が守られる【2DK・2LDK】を選ばれます。
また、子供が生まれた後も、子供が大きくなるまでは
そのまま住み続けられる間取りであるため、新婚夫婦に一番人気の間取りです。
出産計画の無い夫婦でも、一室自由に使える部屋があれば
- 来客や親が泊まれる
- 荷物部屋として使える
- 書斎や仕事部屋として使える
このような理由から、部屋数が多いと何かと便利です。
条件面・設備面の優先順位が決まらない
新婚夫婦が初めての新居を決めるとき、一番悩むポイントが「何を優先するか」ではないでしょうか。残念ながら、条件を完璧に満たす物件はありません。
だからこそ、希望する条件の中で「優先順位」を付ける事が大切なのですが
男性と女性では、妥協できるポイントが異なる場合が多く、折り合いがつかず喧嘩に発展してしまうようです。
【新居の決め方①】設備条件
- 駐車場の有無
- 築年数
- 階層
- ペット可
- ベランダの広さ
- キッチンの広さ
- コンロの口数/IHキッチン
- 駅からの距離
- 物件の方角
- 浴室乾燥機付き
- 立地(大通りに面しているかどうか/騒音/排気ガスなど)
- 都市ガス/プロパンガス/オール電化
【新居の決め方②】5つのポイントを書き出す
新居を決めるためのポイントは5つです。
5つのポイントについて、それぞれの希望を書き出してみましょう。
- 家賃
- 初期費用
- 間取り
- エリア
- 条件/設備
納得のいく新居の決め方
夫婦の新居探しは、今までのひとり暮らしとはわけが違います。
価値観の異なる男女が、新居を選ぶために
納得のいく決め方が出来るためには次のように考えてみるのがいいでしょう。
【新居の決め方③】何年住む予定かを考える
今のふたりにとっては都合のいい条件だとしても、数年先は状況が変わっているかもしれません。そう何度も住み替えていては、初期費用も高くつきますしなかなか貯蓄もできません。先々の事を考えながら、新居を選ぶようにしましょう。
しかし、先々の事を考えすぎるあまり、必要のない設備や間取りにまでこだわってしまい、結果的に毎月の家賃が高くなってしまう場合も考えられます。
【新居の決め方④】何年後に子供を作りたいのかを考える
上記で述べたように、夫婦の状況によって選ぶ住宅も変わります。特に、子供が生まれると、必然的に間取りの見直し・住宅購入なども視野に入ってくるでしょう。
どのぐらいの時期に出産したいのかを夫婦で事前に話し合い
すぐに出産を考えているのであれば、予め子供を育てやすい条件で新居を選んでおくと、夫婦お互いに納得がいくのではないでしょうか
【新居の決め方⑤】未来の不確定要素を考えすぎない
「子供が生まれたら」
「車を買ったら」
「ペットを飼ったら」など
理想としている未来の生活を見据えて考える事も大切ですが不確定事項にあまり固執しすぎず、まずは現状の確定事項を基に、ストレスなく住めるおうちを見つけるのもいいでしょう。
【新居の決め方⑥】希望の予算と、予算の上限を決めておく
沢山の物件をみていると、予算オーバーだけど、希望条件が叶う物件と出会うでしょう。理想的な物件があったという感動と、他の人に契約されてしまうんじゃないかという焦りから、多少の予算オーバーには目を伏せて契約する夫婦もいます。
しかし、月々の支出の中でも高い割合を占める家賃。
無理をすると、家計が火の車に・・・なんてことも。
家賃は月収の20~25%が理想とされています。
予め、【希望の金額】と、【予算の上限】を決めておくことが大切です。
どれだけいい物件だとしても、予算上限を越えたら決めない。そのようにルールを設けておくことで、夫婦ケンカのたねを減らしましょう。
夫婦で話し合う事が大切
新婚夫婦が陥りやすい、新居が決まらない問題と、新居を考える際のポイントについて紹介しました。ご参考にして頂ければ幸いです。