ウエディングプランナー
餅田絵弓さんのアドバイス
「休みが合わないから、打合せは彼女が一人で来ることになると思います」
最初にそうおっしゃる新郎さまって、意外に多いんですよ。
その場合、私たちプランナーから新郎さまにやっていただく「宿題」をご用意して、新婦さまだけに負担がかからないようにしています。
だから、どうかご安心を。
でもやっぱり不安? そんな新婦さまに嬉しいお知らせが2つあります!
結婚式の打合せが本格的に忙しくなるのは、平均して4ヶ月前からです。
その4ヶ月間は、ほんとうにあっという間に過ぎていくので、お休みが合わないおふたりならとくに、早めに準備を始められることをおすすめします。 具体的には7ヶ月前から。もっと早く、11ヶ月前から始められると最高です。
そして、準備を早く始めることによって、次のようなメリットが生まれます。 ●新郎さまが仕事を休む日を前もって決められる
「来週打合せに行くから仕事休めない?」と言われると、誰でも「そんな急に言われても…」となってしまいます。
だから何ヶ月も前に全体のスケジュールを決めておく。そうすると、
「○月○日と、○月○日は、打合せだから予定しておいてね」
「わかった。前もって会社に言っておけば大丈夫」と、スムーズに事が運びます。 ●準備を「こなす」のではなく、「楽しむ」ことができる
ギリギリのスケジュールで動いていると、どうしても余裕がなくて、まるで課題をこなしているかのようになってしまいがち。
楽しみなはずの結婚式なのに、これではなんだかつまんないですよね。
早くスタートすると、すごく凝った招待状を作ったり、お母様と一緒にブライダルエステに通ったりと、結婚準備を「楽しむ」余裕が生まれます。 いかがですか?
もしも、まだ挙式日を決めていらっしゃらないのなら、7ヶ月先や11ヶ月先の日取りを検討してみてくださいね。
実は、新婦さま一人で打合せに来られるほうが、サクサク進むこともあります(笑)
ドレス選びはもちろんですが、お花のデザインや、引出物選び、ペーパーアイテムのデザインを考えることも、男子よりは女子のほうが得意ですよね?
むしろ「俺わかんないから…」と、遠慮される新郎さまも多いほどですよ。 また、新郎さまに内緒の「サプライズ計画」。
実際ものすごく多いご相談なので、一人で打合せに来られることが多い新婦さまにとっては、こんなに便利なことはありません。
いつも一緒に打合せに来られる新郎新婦さまでも、「サプライズの相談を…」とお電話いただいたり、わざわざ別の日に一人でいらっしゃるぐらいですから。 休みが合わないからこそ楽しめる、そんなウエディング計画を一緒に考えてみませんか?
餅田 絵弓Mochida Emi
洋服の販売職を経て、「もっと接客の仕事を極めたい」「お客様を幸せにしたい」という想いが募り、ウェディングプランナーへ転職。現在、BRIDES HOUSEやthe HillsideRokkoYamanoteのウェディングプランナーとして活躍中。自分自身の結婚式の経験に基づいた的確なアドバイスで、新郎新婦から絶大な信頼を得ている。
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