●結婚式のテーマが明確になる
おふたりらしい結婚式をつくるには、テーマ設定が必要です。
実はこのテーマ設定、ほとんどの新郎新婦さまが頭を悩ませるところ。
それもそのはず、「結婚式のテーマは何ですか？」と聞かれて即答なんてできませんよね。 ところが、マタニティウエディングの場合、結婚式のテーマは明確です。
どんな親になりたいか、どんな子どもに育ってほしいか……そういった考え方に自然と思考がシフトしていくからです。
また、新郎さまにとってもいい影響があって、披露宴の謝辞を考える際にはやっぱり新しい家族のことに思いを馳せます。
そうやって考えた謝辞だからこそ、ゲストのみなさまにも親御さんにも想いが伝わるのです。 そして、親御さんへの感謝のきもち。もうおわかりですよね？ ご自分が親になるという現実に直面して初めて、親御さんへの感謝は深く強くなっていくもの。
心からの「ありがとう」を、結婚式という場で伝えられるなんて、すごくラッキーなことだと思いませんか？

ウエディングプランナーがお手伝いする以上、どうかご安心をと言いたいところですが、次のような点をおさえておかれると、より安心できると思います。 ●打合せは効率よく
1度の打合せでなるべく多くのことを決める、メールや電話を活用するなどして、何度も通わなくてもいいようにしましょう。
●優先順位をクリアにする
たとえば席札にメッセージを書くなら、早めに取りかかってください（結婚式直前に一気に書こうとすると、かなりムリをすることになります）
また、予算をかけたいのは料理ですか？それとも衣裳？金銭面での優先順位をクリアにしておくほうが、後からお金の心配をすることがないように思います。 ●招待するゲストを厳選する
たくさんのゲストをお招きすると、テーブルラウンドがお体への負担になることも。ご家族、ご親族、親しいご友人を中心に、美味しい料理と会話を楽しむパーティを計画しましょう。 いかがですか？
私が一番お伝えしたいのは、どうかあきらめないでということです。
だって、妊娠を理由に結婚式をあきらめてしまっては、将来その赤ちゃんが大きくなった時、かならず悲しませることになってしまうから。