披露宴に要する時間は、だいたい2時間〜2時間半。このあいだに、どれだけゲストに喜んでもらえるかが、ふたりの腕の見せどころ! 大切なのは、会場を盛りあげるメインの見せ場と、ゲストにくつろいでもらう時間とのメリハリをつけること。最後に「いい披露宴だったね」と褒めてもらえるような、楽しくて感動的なプログラムを作りあげて。
プログラムを作るときのポイント
一般的な進行例 ※2時間~2時間半を目安に
披露宴前半
招待客の入場披露宴中盤
お色直し披露宴後半
スピーチ、余興披露宴のかなめともいえる演出を考えるときに悩みはつきもの。「あまり定番のものだと、驚きがないのでは」という意見もあるけれど、みんなが知っている演出だからこそ、自然に盛りあがれるメリットも! そして、ゲスト参加型のイベントも忘れてはいけない演出のひとつ。みんなにステキな思い出を持ち帰ってもらえたら、これ以上にうれしいことはないはず。会場のプランナーにもいろいろ相談してみて。
披露宴におすすめの演出
披露宴のスムーズな進行と見せ場での盛りあがりは、司会者のテクニックが肝心! 会場を通じてプロの司会者を手配しよう。選び方は、自分たちの披露宴の雰囲気に合う人で、何より信頼できる司会者を選ぶことが大切。
プロ司会者の魅力
司会を依頼するときは
それぞれのシーンに合わせて流すBGMは、演出効果を高めるのに最適なツール。ふたりの思い出の曲や、演出の内容に合わせた楽曲など、BGMの構成はふたりで自由に決めてOK。どの曲を選べばわからないときは、会場側で用意してくれる曲目リストを参考にすると◎。
楽曲のサビに入る瞬間がケーキ入刀のベストタイミング!
シーン別の選曲ポイント(一例)
両親に感謝の気持ちを伝える、披露宴のクライマックスシーン。友人の結婚式で思わずもらい泣き、という経験をした人も多いのでは。一般的なシナリオは、花嫁が直筆の手紙を朗読したあと、両親に花束や記念品を贈るという流れ。このシーンに期待しているゲストも多いので、みんなの前で手紙を読むのが恥ずかしいという花嫁は、司会者や新郎に代読してもらってもOK。どんなカタチでも、ふたりの素直な気持ちを両親に伝えることが大切。
花嫁の手紙のポイント
贈呈品を選ぶときは
シンプルに花束と手紙を渡す人もいれば、なにか特別な記念品を準備している人も。特別な決まりはないので、あまり気にしなくてOK。
披露宴のラストを締めくくる謝辞では、両家を代表して、新郎の父か新郎、もしくは両人から、ゲストに向けたあいさつを。結婚式に出席していただいたお礼やこれまでふたりを支えてくれた周りの人への感謝、今後に向けた抱負やお願いなどを、自分らしい素直な言葉で簡潔に伝えることを心がけて。緊張が高まるシーンなので、事前にあいさつの練習をしておくと安心。
謝辞のポイント