結婚LABO(ラボ)結婚前後の手続き&品位ある暮らしの総特集 結婚の極意

結婚生活の常識学習帳

独身時代には知らなかった昔からの風習や年中行事の由来、知っておくべ暮らしのマナーまで、心も生活も豊かになる情報をたっぷりと紹介。生活の知恵や社会のルールを身につけて、結婚して少しずつ成長していくふたりの姿を両親に見せてあげよう。

年中行事カレンダー

日本独自の年中行事から、世界各国で親しまれているイベントまで、いつ何をするかがひとめでまるわかり!四季折々の季節感を楽しみながら、一年一年を大切に過ごそう。

1月 睦月(むつき)

  1
元旦

年賀状
(1/1~1/10頃)
2
年始回り
(1/2~1/7頃)
3 4 5 6
7
七草の節句
8
成人の日
(1月の第2月曜)
9 10
寒中見舞い
(1/10~2/3頃)
11
鏡開き
12 13
14 15
小正月
16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • 元日…新しい1年の始まり。「元旦」とは元日の朝のことを示す。元日から2日の夜に見る夢は「初夢」と呼ばれ、1年の吉凶を占う夢占いの風習がある。「一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)」は初夢に見ると縁起がよいという意味。

    元日

    子どもや目下の人には「お年玉」をふるまって、新年のお祝いを。

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  • 年賀状…新年をお祝いする言葉を書いて送る挨拶状。干支や縁起物のイラスト、家族写真などを添えることが多い。郵便局では12/15~12/28までに引き受けたものが年賀郵便の取り扱いとなる。

    年賀状

    新年の挨拶状は、1/1~1/10頃までに相手に届くように準備を。

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  • 年始回り…目上の人や知人宅を訪問して、新年の挨拶を行うこと。1月2日~7日ぐらいまでに。

    年始回り

    訪問先への手土産は、実用的な品物が喜ばれる。お菓子や果物、酒類、タオルなど、手軽なものでOK。

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  • 七草の節句…「人日(じんじつ)と呼ばれる7日の朝には、春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を入れたお粥を食べる。1年の無事を祈る古くからのならわし。

    七草の節句

    ビタミン豊富な七草粥には、おせち料理や新年会などで疲れた胃腸を整える効能も。

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  • 成人の日…満20歳になった成年を祝い、励ます日。2000年に制定されたハッピーマンデー法により、「成人の日」を1月の第2月曜日に改正。

    成人の日

    全国の地方自治体や企業では、成人の日を祝う式典が行われる。男性はスーツ、女性は振袖などを着用して出席するのが一般的。

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  • 寒中見舞い…寒の入りから立春(1/5~2/4頃まで)の期間に、相手を見舞う便りのこと。

    寒中見舞い

    寒中見舞いハガキは、年賀状が遅れたときや喪中で年賀状を出せなかった人への挨拶にも使われる。

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  • 鏡開き…お正月に神棚に供えた鏡餅を、雑煮やお汁粉にして食べ祝う行事のこと。

    鏡開き

    大小2個の丸い餅をひと重ねにした鏡餅は、包丁で切らず、木づちなどで叩いて割ると縁起がよいとされる。

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  • 小正月…正月行事が終わる15日の朝に、白米に小豆を加えた小豆粥を食べる。1年の無病を祈願する風習。

    小正月

    小豆粥には、正月行事で忙しく働いた女性をねぎらうという意味も。

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2月 如月(きさらぎ)

  1 2 3
節分
4
立春
5 6
7 8 9 10 11 12 13
14
バレンタインデー
15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
  • 節分…春が来る前に災いの鬼を退治する「豆まき」の儀式を行う日。ひいらぎの小枝にいわしの頭をさして戸口に飾る、魔除けの風習も節分行事のひとつ。

    節分

    年齢の数(もしくはひとつ多く)の福豆を食べたり、恵方巻きを丸かぶりして食べる。ちなみに豆をまく時のかけ声は「福は内、鬼は外」や「鬼は内」と地域によって違いがあるので、その土地の慣習を調べてみてもおもしろい。

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  • 立春…冬から春の季節に移り変わる、「春の始まり」の日。また、この日以降に初めて吹く南風を「春一番」と呼ぶ。

    立春

    暖かい地方では、この頃に梅の花が咲き始める。

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  • バレンタインデー…西暦270年頃の2月14日、キリスト教の聖人バレンチヌスがローマ皇帝に処刑された出来事が起源。ヨーロッパを中心に男女が愛の誓いをする「恋人たちの日」として広まった。

    バレンタインデー

    日本では、女性から男性へチョコレートを贈るのが一般的。欧米では、恋人同士がプレゼントを交換して祝うのが主流みたい。

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3月 弥生(やよい)

  1 2 3
桃の節句
(ひな祭り)
4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
春分の日(お彼岸)
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • 桃の節句(ひな祭り)…幼い女の子の成長と幸せを祈る行事。ひな人形は立春(2月4日)頃から2月中旬までに飾り付けをし、3月中旬までに片付ける。

    桃の節句(ひな祭り)

    幼い女の子の成長と幸せを祈る行事。ひな人形は立春(2月4日)頃から2月中旬までに飾り付けをし、3月中旬までに片付ける。

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  • 春分の日…春のお彼岸の中日。春分の日(3/20)をはさむ前後7日間に墓参りに出かける。

    春分の日

    仏壇には季節にちなんだ牡丹餅(ぼたもち)のお供物を。

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4月 卯月(うづき)

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
十三参り
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
  • 十三参り…男女とも数え年の13歳に参拝をする行事。大人への成長期に入るこの時期に、厄難をはらい、知恵と福徳を授けてもらえるように祈願をする。

    十三参り

    「十三参り」は、「七五三」ほど慣例的ではないものの、盛んな地域では多数の参拝客が訪れる。京都嵐山の法輪寺、関東の村松山虚空蔵堂などは全国的に有名。

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5月 皐月(さつき)

  1 2
八十八夜
3 4 5
端午の節句(こどもの日)
6
7
母の日(第2日曜)
8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • 八十八夜…立春から数えて88日目にあたる節目の日。この日を境に夏の気候となり、農家では種まきや茶摘みの繁忙期に入る。縁起の良い数字(末広がりの八)がふたつ並ぶことから、この日に摘まれたお茶は極上品といわれることも。

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  • 端午の節句(たんごのせっく)…4月中旬頃に、「兜」や「鎧」などの五月人形や「鯉のぼり」を立てて、男子の出世と健やかな成長を祈る行事。お祝いで食べる「柏餅」には、「家系が途絶えない」という意味がある。

    端午の節句

    「鯉のぼり」は、鯉が滝登りをして竜になるという中国の故事「登竜門」からきたもの。全国各地では、雄大な「鯉のぼり」を遊覧できるイベントの開催も。

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  • 母の日…5月の第2日曜日が「母の日」。日ごろの苦労をねぎらい、母親に感謝の気持ちを表す日。

    母の日

    カーネーションなどのお花や、母親の好みに合わせたプレゼントを。結婚後は、お互いの実家の母親にも贈ろう。

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6月 水無月(みなづき)

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14
父の日(第3日曜)
15 16 17 18 19 20
21
夏至
22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • 父の日…6月の第3日曜にあたる「父の日」は、父親への感謝の気持ちを表す日。「父の日」に贈る花はバラ。

    父の日

    ネクタイやお酒を贈るなど、お祝いのスタイルもいろいろ。お互いの実家の父親が今どんなものを欲しいかなど、さりげなくリサーチしてプレゼントしても素敵。

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  • 夏至(げし)…昼間の長さが一年を通してもっとも長いとされる日。ちょうど梅雨の最中にあたる。

    夏至

    紫陽花(あじさい)の鑑賞にふさわしい時期がこの頃。

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7月 文月(ふみづき)

  1
お中元
(7/1~7/15頃)
2 3 4 5 6

7
七夕

8 9 10
暑中見舞い
(7/10頃~8/7)
11 12 13
お盆
(7/13~7/16)
14 15 16 17 18 19 20
土用の丑
(土用の入り)
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • お中元…同居していない両親やお世話になっている親戚や知人などに、日ごろの感謝を込めて贈る夏の贈答品。季節のあいさつを兼ねて贈るとスマート。

    お中元

    地域によってお中元の時期は異なる。相手の嗜好や家族構成を考えて、実用的な品を贈るのがベスト。

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  • 七夕…中国にまつわる「織姫」と「彦星」の伝説にちなんだ行事。6日の夜、願い事を書いた短冊を笹の葉につるして軒下に飾り、7日に七夕飾りと一緒に海や川に流す。現在は環境問題などから、近所の神社で焚き上げをしてもらうことが多い。

    七夕

    浴衣を着て出かける「星祭り」や「花火大会」は、夏の風物詩のひとつ。地域によっては、豪華な飾り付けが目を引く七夕祭りも。

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  • 暑中見舞い…夏の暑中の期間に、相手の健康を気遣って出す季節の挨拶状。相手を訪問したときに渡す手土産のことを指す場合もある。立秋(8/8)以降に出すときは、「残暑見舞い」になるので注意。

    暑中見舞い

    夏のイラストを添えて、友人や知人に近況報告をしても◎。

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  • お盆…先祖や故人の供養をすること。「お盆」をする期間や風習は地域によって異なる。全国的には月遅れのお盆(旧盆)となる8/15前後にお盆の行事を営むことが多い。

    お盆

    供養の仕方は地域によって異なる。仏壇やお墓には、仏花や線香、砂糖菓子や果物などを供えるのが一般的。

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  • 土用の丑…夏の土用の丑の日は7/20~8/6。夏バテ防止や食欲増進のために、栄養価の高いウナギ料理を食べるのが恒例。

    土用の丑

    ビタミンを豊富に含むウナギを食べて、暑い夏を乗り切ろう。

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8月 葉月(はづき)

  1 2 3 4 5 6
7

8
立秋・残暑見舞い
(8/8~8/31頃まで)

9 10 11 12 13
旧盆
(8/13~8/16)
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • 立秋・残暑見舞い…暦の上では秋の気配が訪れる日。この日を境にまだ続く夏の暑さを「残暑」と言い表す。

    立秋・残暑見舞い

    立秋以降に出す夏の便りは、「暑中見舞い」ではなく、「残暑見舞い」となる。

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  • 旧盆…先祖や故人の霊を出迎えて供養をする行事。月遅れのお盆(旧盆)にあたる8/15前後は、企業や学校の夏季休暇と重なるため、この時期に墓参りをする人が多い。

    旧盆

    お盆の仏壇には、先祖や故人の霊が迷わず戻ってくるように、目印の意味を込めて盆提灯を飾る風習がある。

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9月 長月(ながつき)

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
お月見
21 22
敬老の日
(第3月曜)
23
秋分の日
(お彼岸)
24 25 26 27
28 29 30 31      
  • お月見…9月半ばの満月を「中秋の名月」または「十五夜」と呼ぶ。お月見は、窓辺や庭先でお月様を鑑賞する日本独特の季節行事。

    お月見

    お月見をするときには、すすきや月見団子、秋の農作物や果物などのお供えをすると、より風流に。

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  • 敬老の日…2003年から9月の第3月曜日を「敬老の日(または老人の日)」に制定。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日として、国民の祝日に定められている。

    敬老の日

    おじいちゃんやおばあちゃんの長寿を祝うご馳走や、感謝の手紙、プレゼントを渡す家庭も。地域の年長者を敬う行事なども各地で盛んに行われている。

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  • 秋分の日…秋のお彼岸の中日。秋分の日(9/23)をはさむ前後7日間に墓参りに出かける。

    秋分の日

    仏壇には季節にちなんだお萩(おはぎ)のお供物を。

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10月 神無月(かんなづき)

  1 2 3 4 5 6
7 8
体育の日(第2月曜)
9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • 体育の日…「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」日と定められた国民の祝日。1964年10月10日の東京オリンピック大会を記念して、制定されたのが始まり。2000年以降は、ハッピーマンデー制度により10月の第2月曜日に改正。

    体育の日

    全国各地で運動会やスポーツイベントなどが開催される。

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11月 霜月(しもつき)

  1 2 3 4 5 6
7
立冬
8 9 10 11 12 13
14 15
七五三
16
喪中欠礼
(11/16~11/30頃)
17 18 19 20
21 22 23
勤労感謝の日(サンクスギビングデー)
24 25 26 27
28 29 30 31      
  • 立冬…冬の気配が初めて現れる日。暦の上では、この日から立春(2/4)までが冬の季節となる。

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  • 七五三…男の子は5歳(地方により3歳も)、女の子は3歳と7歳の年に行う祝事。子どもが無事に成長したことへの感謝とともに、将来の健康と幸福を祈願して、神社に参拝するのが一般的。

    七五三

    男の子は羽織袴、女の子は着物などの晴れ着を装うのが定番。「千歳飴(ちとせあめ)」は、長寿を意味する縁起物。

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  • 喪中欠礼…身内が亡くなった年に、「喪中」であることを相手に知らせるハガキを出すこと。「喪に服する」という風習から、慶事を避けて新年の挨拶状を出さないことが多い。

    喪中欠礼

    「喪中欠礼ハガキ」は、相手が年賀状の準備をする前に出すのがマナー。11月中に届くように準備して。

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  • 勤労感謝の日…勤労を尊び、国民が互いに感謝しあう日。米国では「サンクス・ギビング・デー」と呼び、感謝祭が行われる。

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12月 師走(しわす)

  1
お歳暮
(12/1~12/20頃)
2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
正月事始め
14 15 16 17 18 19 20
21 22
冬至
23 24
クリスマス・イヴ
25
クリスマス
26 27
大掃除
28
お正月飾り
29 30 31
大晦日
     
  • お歳暮…年の暮れにお世話になった人たちへの感謝を表す贈答品のこと。近年では、店舗や百貨店、ネットショップなどから直送する人が多い。

    お歳暮

    お歳暮に最適な品物は、新年にふさわしいハムや肉類などの食材、ビールやお酒類、洗剤などの実用品や商品券など。相手の嗜好や家族構成に合わせてチョイスを。

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  • 正月事始め…本格的な正月準備を始める日。新しい年神様を迎えるために、神棚や仏壇の掃除をするのにも最適な日。
  • 冬至(とうじ)…1年で太陽の出る時間が最も短い日。昔は「死に近い日」と考えられていたことから、柚子を浮かべた湯に入って体を温めたり、長寿の意味をもつ、かぼちゃを食べる習慣が全国に残っている。

    冬至

    柚子湯やかぼちゃには、風邪を予防する効能があるとも言われている。

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  • クリスマス・イヴ&クリスマス…12/25はイエス・キリストの生誕祭。その前日の12/24をクリスマス・イヴと呼ぶ。クリスマス当日は家族と過ごす「愛の日」とされ、世界中で親しまれている季節行事のひとつ。

    クリスマス・イヴ&クリスマス

    モミの木に華やかな飾り付けをするクリスマスツリーのほか、イルミネーションの電飾も今ではクリスマスの風物詩に。子供たちが楽しみにしているサンタクロースのプレゼントは北欧の神話にまつわるもの。

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  • 大掃除…年末に1年分の汚れをすみずみまで取り除いて、新年を迎える準備をすること。別名は煤払い(すすはらい)。師走の恒例行事とされていたが、最近では年末年始の予定に合わせて、大掃除の前倒しや分散化をする家庭も多くみられる。

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  • お正月飾り…門松やしめ縄は、「松の内」に入る12/13以降に飾り付けを。ただし、暮れの29日は「二重苦」、31日は「一夜飾り」となるので避ける。お正月飾りの期間は、「松の内」の期間が終わる1/7までが基本(1/15の小正月まで飾る地域もあり)。神仏に供えた鏡餅は、1/11の鏡開きに割って家族全員でいただく。

    お正月飾

    縁起物をモチーフにしたお正月飾りで、新しい年の無病息災を祈願して。

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  • 大晦日…1年の最後の日。全国のお寺では、108つの鐘を突く「除夜の鐘」をとりおこなう。

    大晦日

    大晦日に食べる年越しそばを残すと、新年は金運に恵まれないという言い伝えも。

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冠婚葬祭のマナー

冠婚葬祭に出席するときの服装やお金のことなど、社会のルールを身につけておけば、どんなときも安心。ただ、実際のシーンでは周りの人の考えや地域独自のしきたりなどに戸惑うことが出てくるかも。基本のマナーだけではカバーできないこともいろいろとあるので、よくわからないときは、親や先輩などの意見も参考にして。

結婚をお祝いするとき

結婚式に出席するときの服装

結婚式に出席するときの服装 結婚式に出席するときの服装
女性の洋装…上品で華やかなスーツ、ワンピースやアンサンブルなど、晴れの日にふさわしい明るい印象の装いを。フォーマルスーツを着用するときは、黒一色にならないように注意。アクセサリーや靴、ヘアスタイルやメイクなどに工夫を凝らして、女性らしいエレガントなスタイルを。また、ウエディングドレスを思わせる白一色のコーディネートや派手すぎる服装、場違いな高級品など、花嫁よりも目立つファッションは避けるべき。 女性の和装…招待客の場合は、新郎新婦や両家の親族よりも格を下げた着物(訪問着や色留袖)を選ぶ。訪問着は未婚・既婚を問わずOK。振袖は未婚女性のみ。一方、親族側として披露宴に出席するときや媒酌人を引き受けたときの和装は、黒留袖に金銀の小物を合わせるなど、格調高い装いがふさわしい。
結婚式に出席するときの服装
男性の服装…ドレスコードや披露宴の格にあわせた装いをするのが基本。フォーマルスーツならどんなシーンにも対応できて◎。私服のスーツで出席するときは、ビジネス風にならないように、ポケットチーフやタイを組み合わせてフォーマル感を演出して。 子供の服装…子供の礼装にあたる学生服のほか、礼儀正しい印象の私服でもOK。男の子の私服はジャケットやブレザーなどの上着にズボン、女の子はワンピースやツーピースで可愛くドレスアップしよう。

結婚祝いの相場はいくら?

・披露宴に出席しないとき

贈り先 30代 40代 50代~ 夫婦で出席する場合
全体 3万円 3万円 3万円 5万円~10万円
勤務先の同僚 2万円~3万円 3万円 3万円 5万円
勤務先の部下 3万円 3万円・5万円 3万円・5万円 5万円~10万円
取引先 2万円~3万円 3万円 3万円・5万円 5万円~10万円
兄妹姉妹 10万円 10万円 10万円 10万円
おい、めい 5万円 10万円 10万円 10万円
いとこ 3万円 3万円・5万円 3万円・5万円 5万円
友人、知人 2万円~3万円 3万円 3万円 5万円

・披露宴に出席するとき

贈り先 30代 40代 50代~
全体 1万円 1万円 1万円
勤務先の同僚 5000円 5000円 5000円
勤務先の部下 5000円 5000円 5000円~1万円
おい、めい 1万円~2万円 1万円~2万円 1万円~2万円
いとこ 2万円~3万円 2万円~3万円 2万円~3万円
友人、知人 5000円~1万円 5000円~1万円 1万円~2万円
  • ※冠婚葬祭において、「4、6、9」は縁起の悪い数字なので避ける。それ以外の奇数の数字が好まれるものの、10万円や2万円は気にせず使ってもOK。
  • ※贈る相手との関係や地域によって相場は異なるので、あくまで目安と考えて。

祝儀袋の選び方、書き方、包み方

祝儀袋の表書き 外袋と中袋のセットの仕方

祝儀袋の表書き

表書きを入れるときは、毛筆か筆ペン、太めのフエルトペンなどを使って、丁寧に書く。水引の上中央には、お祝いを表す言葉(「寿」、「御結婚御祝」など)を、水引の下中央には自分の名前をフルネームで記入する。氏名の文字は、水引の上の文字よりも少し小さめに。

外袋と中袋のセットの仕方

お札を入れた中袋を外袋で包み、下の折り返しが上向きになるように水引をかける。また、披露宴に欠席するときは、お祝い金と一緒に手紙を同封するのが一般的。

お金の包み方

お金の包み方

お祝い金のお札には新札を。肖像画のある方を表に向け、中袋の下側にくるようにそろえて入れる。中袋の表には、大字もしくは漢数字で金額を記入し、頭に「金」、下に「也」をつける。※(大字の場合)→「金参萬円也」、(漢数字の場合)→「金三万円也」というように。中袋の裏面には、自分の住所・氏名を書く。

複数でお祝いをするとき

複数でお祝いをするとき

会社名で…会社名や肩書は名前の右側に書く。名前よりもやや上の位置から小さめの文字で入れるとバランスがとれる。
夫婦連名で…右側に夫の氏名、左側に妻の名を記入する。夫婦を代表して夫の氏名だけを書いてもOK。
友人・知人で(2~3名)…右側から順に、一番年齢の高い人or五十音順に氏名を連記する。
グループで(4名以上)…右側に代表者1名の名前を入れ、左側に「他七名」、「〇〇会 有志」、「○○部 一同」などの内容を記す。この場合、全員の名前を連記した紙を別に用意し、お札と一緒に中袋に入れるのが一般的。

水引の種類と選び方

水引の種類と選び方

結び切り・あわび結び…結婚のお祝いには、「一度きり」を意味する、結び切りやあわび結び(結び切りの変形)のタイプを選ぶ。水引の色は、金銀や紅白のものを。
ちょう結び…「何度も結び直せる」ことから、結婚のご祝儀には避けるべき。出産や入学祝い、長寿のお祝いなど、一般的な慶事には使ってもOK。

お通夜・お葬式に出席するとき

・通夜での服装

「通夜には急いで駆けつける」という意味から、喪服を避け、地味な平服を着るのがベター。男性は黒のスーツかダークスーツ、女性は地味な色のスーツやアンサンブルなどの慎ましい服装を。メイクやアクセサリーも控えめに。

・葬儀・告別式での服装

葬儀・告別式での服装
女性の場合…光沢のない黒のワンピースかアンサンブルなどを選ぶ。足元は黒のストッキングとパンプスの組み合わせ。真珠の一連ネックレス、婚約指輪・結婚指輪のアクセサリーは身につけてもOK。それ以外の宝飾品や香水、派手なメイクやネイルはタブー。和装なら黒の五つ紋から一つ紋の着物に、帯や小物も黒で統一を。
葬儀・告別式での服装 葬儀・告別式での服装
男性の場合…一般弔問の場合は、略式の喪服を着用すればOK。黒のフォーマルスーツに白無地のワイシャツ、黒のネクタイが正式。靴下も黒で統一し、靴は金具のないプレーンな黒が好ましい。 子供の服装…学生や児童は男女問わず、制服が喪服となる。真夏の場合は、白のシャツ、ブラウスに黒や紺、グレーのパンツやスカート、黒い靴でOK。靴下は黒か白を選んで。

不祝儀袋の選び方、書き方、包み方

不祝儀袋の表書き 外袋と中袋のセットの仕方

不祝儀袋の表書き

毛筆か筆ペン、太めのフエルトペンなどを使って、丁寧な楷書で書く。不祝儀袋は薄墨で書くのが正式。ただし、文字が印刷された不祝儀袋を使うときは、同じ色のインクで統一して。表書きの上に書く「御霊前」は、宗教を問わず、通夜や葬儀・告別式のすべてに対応。表書きの下には、フルネームで氏名を記入する。

外袋と中袋のセットの仕方

お札を入れた中袋を外袋で包み、上の折り返しが下向きになるように水引をかける(※慶事とは逆)。式に出席できないときは、ほかの出席者に預けるか、お悔み状と一緒に現金書留で郵送してもOK。

お金の包み方

お金の包み方

古いお札(新札には折り目を入れる)を使うのが礼儀。また、不祝儀袋のときは、「顔をふせる」という意味で、お札の肖像画がある方を裏向きにして、中袋の下側にくるようにそろえて入れることが多い。中袋の表には、大字もしくは漢数字で金額を記入。(大字の場合)→「金壱萬円也」、(漢数字の場合)→「金一万円也」というように。※金額の頭に「金」、下に「也」をつけるとより丁寧。中袋に金額の欄が印刷されている場合は、それに沿って記入する。中袋の裏面には、自分の住所・氏名を書く。

宗教による不祝儀袋の違い

宗教による不祝儀袋の違い

仏式…黒白か双銀(銀一色)の水引(地域によっては黄白の水引)に、「御霊前」の表書きが一般的。四十九日の法要が過ぎると、「御仏前(御佛前)」となるので要注意。「御香典(御香奠)」は仏式の万事に対応できる。
神式…白一色の水引をかけた不祝儀袋が正式。表書きは、「御玉串料」「御榊料」など。
キリスト教式…十字架や花の絵などが入った専用の不祝儀袋がある。表書きは「お花料(御花料)」もしくは「御霊前」とする。※キリスト教式の不祝儀袋には水引を使わない。

水引の種類と選び方

水引の種類と選び方

弔事の場合も必ず飾り紐をかけるのが日本の習慣。「同じような不幸が何度もないように」という意味で、結び切りの水引がついたご祝儀袋を用意する。水引の色は黒白か双銀(銀一色)が一般的。地域によっては黄白の水引もある。

家族、親戚の法要に出席するとき

・年忌法要(法事)とは

故人の祥月命日(しょうつきめいにち・亡くなった月日のこと)のうち、一定の年に生前に縁をもつ人たちが集まって、故人からもらった恩に感謝をして、供養をすること。命日当日に法要ができない場合は、事前に行うのが基本。三回忌以降は数え年で計算する。
※宗派や地域によって一部省略される場合もあり

年忌法要(法事)一覧
百ケ日(没後100日目) 卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれ、おつとめを正式に終え、天国の住人になる日と考えられている。家族、親族、知人で法要を営む。
一周忌(没後1年目の祥月命日) 祥月命日に営むはじめての法要。寺や自宅などで、家族、親族、知人を招いて供養をする。
三回忌(没後2年目の祥月命日) 家族と親族、親しい知人などを招いて、供養をする。
七回忌(没後6年目の祥月命日) 家族と親族、ごく親しい人を招いて、供養をする。
十三回忌(没後12年目の祥月命日) おもに家族と親族が集まって、供養をする。
十七回忌(没後16年目の祥月命日)
二十三回忌(没後22年目の祥月命日)
二十五回忌(没後24年目の祥月命日)
二十七回忌(没後26年目の祥月命日)
三十三回忌(没後32年目の祥月命日) おもに家族と親族が集まって、供養をする。「弔い上げ(とむらいあげ)」として、この年で年忌供養を終えることが多い。
三十七、四十三、四十七回忌(没後36、42、46年目の祥月命日) おもに家族と親族が集まって、供養をする。故人を偲び、五十回忌以降も50年ごとに法要を営む場合もあり。
五十回忌(没後49年目の祥月命日)
百回忌(没後99年目の祥月命日)

法要に出席するときの服装

一周忌までの法要は喪服を着て参列する。それ以降は、男性は黒、濃紺、グレーなどのダークスーツ、女性は地味な色のワンピースやツーピース、スーツ、着物(無地、小紋など)を着用しても可。

香典の包み方

香典の包み方

一般的に四十九日までは白黒、それ以降は双銀(銀一色)や黄白の水引の不祝儀袋に現金を包む。表書きは「御仏前」とし、その下に氏名をフルネームで記入する。一般的な香典の相場は5000円~1万円。故人との関係や会食の有無に合わせて、3万円程度を上限に用意することが多い。法要に出席できない場合は、当日までに郵送するか自宅に持参してもOK。

お供物の渡し方

お菓子やフルーツ、花や線香などを持参して、施主から御仏前にお供えをしてもらう。(不祝儀袋と同様ののしに、「御供」「粗供養」と表書きをする)。法要に出席できない場合は、当日までに送っても可。故人に捧げるものなので、故人が喜ぶ品物を選んでも◎。

お祝い、いろいろ

独身時代は、出会った日やつきあい始めた記念日、お互いの誕生日など、ふたりに関するお祝いが中心だったけど、結婚したら、さまざまな種類のお祝いごとがあるもの。お祝いするのを忘れないのはもちろんのこと、その意味合いやお祝い金の相場を知っておこう。

・おもなお祝い金の相場

  親戚へ 友人・知人へ 備考
出産祝い 5000円~1万円 5000円~1万円 原則として、産後7日を過ぎてから30日以内に。
七五三 1万円~2万円 5000円 初節句のお祝いも同様
入学祝い(小学校) 5000円~1万円 3000円~5000円  
入学祝い(中学高) 1万円 3000円~5000円  
入学祝い(高校) 1万円 5000円  
入学祝い(大学) 1万円 5000円~1万円  
成人祝い 1万円 5000円~1万円  
出産祝い 5000円~1万円 5000円~1万円  
長寿祝い 1万円~10万円 ※長寿のお祝いは別枠で解説
結婚記念日のお祝い 5000円~1万円 3000円~5000円  
新築・引越し祝い 1万円~5万円 5000円~1万円  
成人祝い 1万円 5000円~1万円  
就職祝い 1万円  
定年退職のお祝い 1万円 表書きは「御餞別」とする

・おもな長寿のお祝い

  数え年 満年齢 意味
還暦(かんれき) 61歳 60歳 生まれ年の干支に還るという意味。
古稀(こき) 70歳 69歳 中国の詩句「人生七十古希稀なり」に由来
喜寿(きじゅ) 77歳 79歳 「喜」の文字を七十七にたとえたもの
傘寿(さんじゅ) 80歳 79歳 「傘」の文字を八十にたとえたもの
米寿(べいじゅ) 88歳 87歳 「米」の文字が八十八の組み合わせになる
卒寿(そつじゅ) 90歳 89歳 「卆」の文字が九十の組み合わせになる
白寿(はくじゅ) 99歳 98歳 「百」から「一」を取ると、「白」になる
百寿(ひゃくじゅ) 100歳 99歳 「百賀の祝い」と呼ばれることから

満年齢の誕生日以降に、身内で食事会を開いたり、旅行などをプレゼントする人も多い。

水引の種類と祝儀袋の選び方

結婚祝いの祝儀袋と同じように、さまざまなお祝い金をさしあげる際には、祝う内容や金額に見合った祝儀袋を選ぶのがマナー。とくに、水引の種類にはそれぞれ意味があるので、間違わないよう注意したいもの。

結び切り・あわび結び

  • ・結び切り…結び直しのできない水引は、「一度きりのお祝い」を意味するもの。結婚祝いや快気祝いなどの慶事に。
  • ・あわび結び…結び切りと同様に使ってOK。「淡路結び(あわじむすび)」ともいう。

蝶結び

  • ・ちょう結び…何度繰り返してもよいお祝い事には、ちょう結びの水引がついた祝儀袋が最適。出産祝いや入学祝い、新築祝いなどに。

祝儀袋に入れる金額の目安

  • ・金銀の水引…3万円以上
  • ・紅白の水引…1万円~3万円
  • ・印刷された水引…5000円