独身時代には知らなかった昔からの風習や年中行事の由来、知っておくべ暮らしのマナーまで、心も生活も豊かになる情報をたっぷりと紹介。生活の知恵や社会のルールを身につけて、結婚して少しずつ成長していくふたりの姿を両親に見せてあげよう。
日本独自の年中行事から、世界各国で親しまれているイベントまで、いつ何をするかがひとめでまるわかり!四季折々の季節感を楽しみながら、一年一年を大切に過ごそう。
1 元旦 年賀状 (1/1~1/10頃) |
2 年始回り (1/2~1/7頃) |
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7 七草の節句 |
8 成人の日 (1月の第2月曜) |
9 | 10 寒中見舞い (1/10~2/3頃) |
11 鏡開き |
12 | 13 |
14 | 15 小正月 |
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子どもや目下の人には「お年玉」をふるまって、新年のお祝いを。
新年の挨拶状は、1/1~1/10頃までに相手に届くように準備を。
訪問先への手土産は、実用的な品物が喜ばれる。お菓子や果物、酒類、タオルなど、手軽なものでOK。
ビタミン豊富な七草粥には、おせち料理や新年会などで疲れた胃腸を整える効能も。
全国の地方自治体や企業では、成人の日を祝う式典が行われる。男性はスーツ、女性は振袖などを着用して出席するのが一般的。
寒中見舞いハガキは、年賀状が遅れたときや喪中で年賀状を出せなかった人への挨拶にも使われる。
大小2個の丸い餅をひと重ねにした鏡餅は、包丁で切らず、木づちなどで叩いて割ると縁起がよいとされる。
小豆粥には、正月行事で忙しく働いた女性をねぎらうという意味も。
1 | 2 | 3 節分 |
4 立春 |
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14 バレンタインデー |
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年齢の数(もしくはひとつ多く)の福豆を食べたり、恵方巻きを丸かぶりして食べる。ちなみに豆をまく時のかけ声は「福は内、鬼は外」や「鬼は内」と地域によって違いがあるので、その土地の慣習を調べてみてもおもしろい。
暖かい地方では、この頃に梅の花が咲き始める。
日本では、女性から男性へチョコレートを贈るのが一般的。欧米では、恋人同士がプレゼントを交換して祝うのが主流みたい。
1 | 2 | 3 桃の節句 (ひな祭り) |
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7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 春分の日(お彼岸) |
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7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 十三参り |
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1 | 2 八十八夜 |
3 | 4 | 5 端午の節句(こどもの日) |
6 | |
7 母の日(第2日曜) |
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「鯉のぼり」は、鯉が滝登りをして竜になるという中国の故事「登竜門」からきたもの。全国各地では、雄大な「鯉のぼり」を遊覧できるイベントの開催も。
カーネーションなどのお花や、母親の好みに合わせたプレゼントを。結婚後は、お互いの実家の母親にも贈ろう。
1 お中元 (7/1~7/15頃) |
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7 |
8 | 9 | 10 暑中見舞い (7/10頃~8/7) |
11 | 12 | 13 お盆 (7/13~7/16) |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 土用の丑 (土用の入り) |
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地域によってお中元の時期は異なる。相手の嗜好や家族構成を考えて、実用的な品を贈るのがベスト。
浴衣を着て出かける「星祭り」や「花火大会」は、夏の風物詩のひとつ。地域によっては、豪華な飾り付けが目を引く七夕祭りも。
夏のイラストを添えて、友人や知人に近況報告をしても◎。
供養の仕方は地域によって異なる。仏壇やお墓には、仏花や線香、砂糖菓子や果物などを供えるのが一般的。
ビタミンを豊富に含むウナギを食べて、暑い夏を乗り切ろう。
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7 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 旧盆 (8/13~8/16) |
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14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 お月見 |
21 | 22 敬老の日 (第3月曜) |
23 秋分の日 (お彼岸) |
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お月見をするときには、すすきや月見団子、秋の農作物や果物などのお供えをすると、より風流に。
おじいちゃんやおばあちゃんの長寿を祝うご馳走や、感謝の手紙、プレゼントを渡す家庭も。地域の年長者を敬う行事なども各地で盛んに行われている。
仏壇には季節にちなんだお萩(おはぎ)のお供物を。
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7 | 8 体育の日(第2月曜) |
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7 立冬 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 七五三 |
16 喪中欠礼 (11/16~11/30頃) |
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21 | 22 | 23 勤労感謝の日(サンクスギビングデー) |
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男の子は羽織袴、女の子は着物などの晴れ着を装うのが定番。「千歳飴(ちとせあめ)」は、長寿を意味する縁起物。
「喪中欠礼ハガキ」は、相手が年賀状の準備をする前に出すのがマナー。11月中に届くように準備して。
1 お歳暮 (12/1~12/20頃) |
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7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 正月事始め |
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21 | 22 冬至 |
23 | 24 クリスマス・イヴ |
25 クリスマス |
26 | 27 大掃除 |
28 お正月飾り |
29 | 30 | 31 大晦日 |
お歳暮に最適な品物は、新年にふさわしいハムや肉類などの食材、ビールやお酒類、洗剤などの実用品や商品券など。相手の嗜好や家族構成に合わせてチョイスを。
柚子湯やかぼちゃには、風邪を予防する効能があるとも言われている。
モミの木に華やかな飾り付けをするクリスマスツリーのほか、イルミネーションの電飾も今ではクリスマスの風物詩に。子供たちが楽しみにしているサンタクロースのプレゼントは北欧の神話にまつわるもの。
縁起物をモチーフにしたお正月飾りで、新しい年の無病息災を祈願して。
大晦日に食べる年越しそばを残すと、新年は金運に恵まれないという言い伝えも。
冠婚葬祭に出席するときの服装やお金のことなど、社会のルールを身につけておけば、どんなときも安心。ただ、実際のシーンでは周りの人の考えや地域独自のしきたりなどに戸惑うことが出てくるかも。基本のマナーだけではカバーできないこともいろいろとあるので、よくわからないときは、親や先輩などの意見も参考にして。
結婚をお祝いするとき
結婚式に出席するときの服装
女性の洋装…上品で華やかなスーツ、ワンピースやアンサンブルなど、晴れの日にふさわしい明るい印象の装いを。フォーマルスーツを着用するときは、黒一色にならないように注意。アクセサリーや靴、ヘアスタイルやメイクなどに工夫を凝らして、女性らしいエレガントなスタイルを。また、ウエディングドレスを思わせる白一色のコーディネートや派手すぎる服装、場違いな高級品など、花嫁よりも目立つファッションは避けるべき。 | 女性の和装…招待客の場合は、新郎新婦や両家の親族よりも格を下げた着物(訪問着や色留袖)を選ぶ。訪問着は未婚・既婚を問わずOK。振袖は未婚女性のみ。一方、親族側として披露宴に出席するときや媒酌人を引き受けたときの和装は、黒留袖に金銀の小物を合わせるなど、格調高い装いがふさわしい。 |
男性の服装…ドレスコードや披露宴の格にあわせた装いをするのが基本。フォーマルスーツならどんなシーンにも対応できて◎。私服のスーツで出席するときは、ビジネス風にならないように、ポケットチーフやタイを組み合わせてフォーマル感を演出して。 | 子供の服装…子供の礼装にあたる学生服のほか、礼儀正しい印象の私服でもOK。男の子の私服はジャケットやブレザーなどの上着にズボン、女の子はワンピースやツーピースで可愛くドレスアップしよう。 |
結婚祝いの相場はいくら?
・披露宴に出席しないとき
贈り先 | 30代 | 40代 | 50代~ | 夫婦で出席する場合 |
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全体 | 3万円 | 3万円 | 3万円 | 5万円~10万円 |
勤務先の同僚 | 2万円~3万円 | 3万円 | 3万円 | 5万円 |
勤務先の部下 | 3万円 | 3万円・5万円 | 3万円・5万円 | 5万円~10万円 |
取引先 | 2万円~3万円 | 3万円 | 3万円・5万円 | 5万円~10万円 |
兄妹姉妹 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
おい、めい | 5万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
いとこ | 3万円 | 3万円・5万円 | 3万円・5万円 | 5万円 |
友人、知人 | 2万円~3万円 | 3万円 | 3万円 | 5万円 |
・披露宴に出席するとき
贈り先 | 30代 | 40代 | 50代~ |
---|---|---|---|
全体 | 1万円 | 1万円 | 1万円 |
勤務先の同僚 | 5000円 | 5000円 | 5000円 |
勤務先の部下 | 5000円 | 5000円 | 5000円~1万円 |
おい、めい | 1万円~2万円 | 1万円~2万円 | 1万円~2万円 |
いとこ | 2万円~3万円 | 2万円~3万円 | 2万円~3万円 |
友人、知人 | 5000円~1万円 | 5000円~1万円 | 1万円~2万円 |
祝儀袋の選び方、書き方、包み方
祝儀袋の表書き 表書きを入れるときは、毛筆か筆ペン、太めのフエルトペンなどを使って、丁寧に書く。水引の上中央には、お祝いを表す言葉(「寿」、「御結婚御祝」など)を、水引の下中央には自分の名前をフルネームで記入する。氏名の文字は、水引の上の文字よりも少し小さめに。 |
外袋と中袋のセットの仕方 お札を入れた中袋を外袋で包み、下の折り返しが上向きになるように水引をかける。また、披露宴に欠席するときは、お祝い金と一緒に手紙を同封するのが一般的。 |
お金の包み方 お祝い金のお札には新札を。肖像画のある方を表に向け、中袋の下側にくるようにそろえて入れる。中袋の表には、大字もしくは漢数字で金額を記入し、頭に「金」、下に「也」をつける。※(大字の場合)→「金参萬円也」、(漢数字の場合)→「金三万円也」というように。中袋の裏面には、自分の住所・氏名を書く。 |
複数でお祝いをするとき 会社名で…会社名や肩書は名前の右側に書く。名前よりもやや上の位置から小さめの文字で入れるとバランスがとれる。 |
水引の種類と選び方 結び切り・あわび結び…結婚のお祝いには、「一度きり」を意味する、結び切りやあわび結び(結び切りの変形)のタイプを選ぶ。水引の色は、金銀や紅白のものを。 |
お通夜・お葬式に出席するとき
・通夜での服装
「通夜には急いで駆けつける」という意味から、喪服を避け、地味な平服を着るのがベター。男性は黒のスーツかダークスーツ、女性は地味な色のスーツやアンサンブルなどの慎ましい服装を。メイクやアクセサリーも控えめに。
・葬儀・告別式での服装
女性の場合…光沢のない黒のワンピースかアンサンブルなどを選ぶ。足元は黒のストッキングとパンプスの組み合わせ。真珠の一連ネックレス、婚約指輪・結婚指輪のアクセサリーは身につけてもOK。それ以外の宝飾品や香水、派手なメイクやネイルはタブー。和装なら黒の五つ紋から一つ紋の着物に、帯や小物も黒で統一を。 |
男性の場合…一般弔問の場合は、略式の喪服を着用すればOK。黒のフォーマルスーツに白無地のワイシャツ、黒のネクタイが正式。靴下も黒で統一し、靴は金具のないプレーンな黒が好ましい。 | 子供の服装…学生や児童は男女問わず、制服が喪服となる。真夏の場合は、白のシャツ、ブラウスに黒や紺、グレーのパンツやスカート、黒い靴でOK。靴下は黒か白を選んで。 |
不祝儀袋の選び方、書き方、包み方
不祝儀袋の表書き 毛筆か筆ペン、太めのフエルトペンなどを使って、丁寧な楷書で書く。不祝儀袋は薄墨で書くのが正式。ただし、文字が印刷された不祝儀袋を使うときは、同じ色のインクで統一して。表書きの上に書く「御霊前」は、宗教を問わず、通夜や葬儀・告別式のすべてに対応。表書きの下には、フルネームで氏名を記入する。 |
外袋と中袋のセットの仕方 お札を入れた中袋を外袋で包み、上の折り返しが下向きになるように水引をかける(※慶事とは逆)。式に出席できないときは、ほかの出席者に預けるか、お悔み状と一緒に現金書留で郵送してもOK。 |
お金の包み方 古いお札(新札には折り目を入れる)を使うのが礼儀。また、不祝儀袋のときは、「顔をふせる」という意味で、お札の肖像画がある方を裏向きにして、中袋の下側にくるようにそろえて入れることが多い。中袋の表には、大字もしくは漢数字で金額を記入。(大字の場合)→「金壱萬円也」、(漢数字の場合)→「金一万円也」というように。※金額の頭に「金」、下に「也」をつけるとより丁寧。中袋に金額の欄が印刷されている場合は、それに沿って記入する。中袋の裏面には、自分の住所・氏名を書く。 |
宗教による不祝儀袋の違い 仏式…黒白か双銀(銀一色)の水引(地域によっては黄白の水引)に、「御霊前」の表書きが一般的。四十九日の法要が過ぎると、「御仏前(御佛前)」となるので要注意。「御香典(御香奠)」は仏式の万事に対応できる。 |
水引の種類と選び方 弔事の場合も必ず飾り紐をかけるのが日本の習慣。「同じような不幸が何度もないように」という意味で、結び切りの水引がついたご祝儀袋を用意する。水引の色は黒白か双銀(銀一色)が一般的。地域によっては黄白の水引もある。 |
家族、親戚の法要に出席するとき
・年忌法要(法事)とは
故人の祥月命日(しょうつきめいにち・亡くなった月日のこと)のうち、一定の年に生前に縁をもつ人たちが集まって、故人からもらった恩に感謝をして、供養をすること。命日当日に法要ができない場合は、事前に行うのが基本。三回忌以降は数え年で計算する。
※宗派や地域によって一部省略される場合もあり
年忌法要(法事)一覧 | |
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百ケ日(没後100日目) | 卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれ、おつとめを正式に終え、天国の住人になる日と考えられている。家族、親族、知人で法要を営む。 |
一周忌(没後1年目の祥月命日) | 祥月命日に営むはじめての法要。寺や自宅などで、家族、親族、知人を招いて供養をする。 |
三回忌(没後2年目の祥月命日) | 家族と親族、親しい知人などを招いて、供養をする。 |
七回忌(没後6年目の祥月命日) | 家族と親族、ごく親しい人を招いて、供養をする。 |
十三回忌(没後12年目の祥月命日) | おもに家族と親族が集まって、供養をする。 |
十七回忌(没後16年目の祥月命日) | |
二十三回忌(没後22年目の祥月命日) | |
二十五回忌(没後24年目の祥月命日) | |
二十七回忌(没後26年目の祥月命日) | |
三十三回忌(没後32年目の祥月命日) | おもに家族と親族が集まって、供養をする。「弔い上げ(とむらいあげ)」として、この年で年忌供養を終えることが多い。 |
三十七、四十三、四十七回忌(没後36、42、46年目の祥月命日) | おもに家族と親族が集まって、供養をする。故人を偲び、五十回忌以降も50年ごとに法要を営む場合もあり。 |
五十回忌(没後49年目の祥月命日) | |
百回忌(没後99年目の祥月命日) |
法要に出席するときの服装
一周忌までの法要は喪服を着て参列する。それ以降は、男性は黒、濃紺、グレーなどのダークスーツ、女性は地味な色のワンピースやツーピース、スーツ、着物(無地、小紋など)を着用しても可。
香典の包み方
一般的に四十九日までは白黒、それ以降は双銀(銀一色)や黄白の水引の不祝儀袋に現金を包む。表書きは「御仏前」とし、その下に氏名をフルネームで記入する。一般的な香典の相場は5000円~1万円。故人との関係や会食の有無に合わせて、3万円程度を上限に用意することが多い。法要に出席できない場合は、当日までに郵送するか自宅に持参してもOK。
お供物の渡し方
お菓子やフルーツ、花や線香などを持参して、施主から御仏前にお供えをしてもらう。(不祝儀袋と同様ののしに、「御供」「粗供養」と表書きをする)。法要に出席できない場合は、当日までに送っても可。故人に捧げるものなので、故人が喜ぶ品物を選んでも◎。
お祝い、いろいろ
独身時代は、出会った日やつきあい始めた記念日、お互いの誕生日など、ふたりに関するお祝いが中心だったけど、結婚したら、さまざまな種類のお祝いごとがあるもの。お祝いするのを忘れないのはもちろんのこと、その意味合いやお祝い金の相場を知っておこう。
・おもなお祝い金の相場
親戚へ | 友人・知人へ | 備考 | |
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出産祝い | 5000円~1万円 | 5000円~1万円 | 原則として、産後7日を過ぎてから30日以内に。 |
七五三 | 1万円~2万円 | 5000円 | 初節句のお祝いも同様 |
入学祝い(小学校) | 5000円~1万円 | 3000円~5000円 | |
入学祝い(中学高) | 1万円 | 3000円~5000円 | |
入学祝い(高校) | 1万円 | 5000円 | |
入学祝い(大学) | 1万円 | 5000円~1万円 | |
成人祝い | 1万円 | 5000円~1万円 | |
出産祝い | 5000円~1万円 | 5000円~1万円 | |
長寿祝い | 1万円~10万円 | - | ※長寿のお祝いは別枠で解説 |
結婚記念日のお祝い | 5000円~1万円 | 3000円~5000円 | |
新築・引越し祝い | 1万円~5万円 | 5000円~1万円 | |
成人祝い | 1万円 | 5000円~1万円 | |
就職祝い | 1万円 | - | |
定年退職のお祝い | 1万円 | - | 表書きは「御餞別」とする |
・おもな長寿のお祝い
数え年 | 満年齢 | 意味 | |
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還暦(かんれき) | 61歳 | 60歳 | 生まれ年の干支に還るという意味。 |
古稀(こき) | 70歳 | 69歳 | 中国の詩句「人生七十古希稀なり」に由来 |
喜寿(きじゅ) | 77歳 | 79歳 | 「喜」の文字を七十七にたとえたもの |
傘寿(さんじゅ) | 80歳 | 79歳 | 「傘」の文字を八十にたとえたもの |
米寿(べいじゅ) | 88歳 | 87歳 | 「米」の文字が八十八の組み合わせになる |
卒寿(そつじゅ) | 90歳 | 89歳 | 「卆」の文字が九十の組み合わせになる |
白寿(はくじゅ) | 99歳 | 98歳 | 「百」から「一」を取ると、「白」になる |
百寿(ひゃくじゅ) | 100歳 | 99歳 | 「百賀の祝い」と呼ばれることから |
満年齢の誕生日以降に、身内で食事会を開いたり、旅行などをプレゼントする人も多い。
水引の種類と祝儀袋の選び方
結婚祝いの祝儀袋と同じように、さまざまなお祝い金をさしあげる際には、祝う内容や金額に見合った祝儀袋を選ぶのがマナー。とくに、水引の種類にはそれぞれ意味があるので、間違わないよう注意したいもの。
祝儀袋に入れる金額の目安