結婚LABO(ラボ) マナー編

ゲストに対するマナー

結婚式の主賓って誰のこと?どうやって決めるの?
ゲストを代表する主客のこと。仲人や媒酌人を立てない場合でも、新郎新婦それぞれ1名ずつ主賓を招くのが一般的。披露宴のはじまりに、挨拶をしてもらうことになるので、会社の上司や学生時代の恩師、親族の年配者など、社会的地位や肩書を考慮して依頼を。

詳しく見る

結婚式の日取り。仏滅は避けるべき?(六輝について)
「六輝」とは、古代中国の占いに由来するもので、一日内の吉凶を表す6つの日のこと。冠婚葬祭の日取りを決めるときの目安と考えればOK。気になる人は、大安などのよいお日柄を優先して選んで。

六輝

詳しく見る

メールでの結婚報告は避けるべき?
日常的に顔を合わせている職場の上司や同僚、仲のよい友人には、自分の口から伝えるのがベター。なかなか頻繁に会えない相手には、取り急ぎメールで連絡してもOK。

詳しく見る

職場の上司への結婚報告の仕方は?
昼休みや休憩中など、業務に影響が出ないところで時間をとってもらうのがベスト。上司に伝える内容は、以下を参考に。もし、結婚を機に退職を考えているなら、その旨もこのタイミングで伝えておきたい。

「お忙しいところ、お時間を作っていただき、ありがとうございます。今日は、ご報告させていただきたいことがあります。私事ですが、〇月〇日に結婚することになりました。私の結婚式には〇〇部長に主賓として、ご出席いただければと思っております。一度ご検討いただき、〇〇部長のご都合をお聞かせください。また、結婚式に合わせて、〇月〇日~〇日に休暇をいただけませんでしょうか。ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いします。」

詳しく見る

職場内で先に結婚のウワサが広まってしまったときは?
自分の口から結婚を報告する前に、まわりの人が先に知ってしまうのは避けたいところ。もし、仲のよい同僚や同期の友だちに結婚のことを話しているなら、さりげなく口止めをしておいたほうがいいかも。上司が先に知ってしまった場合はそのままにせず、後からでもきちんと報告を行うべき。

詳しく見る

仕事の取引先にも結婚報告は必要?
単なる仕事上での付きあいなら、事前の報告はしなくてもOK。

詳しく見る

学生時代の恩師や、昔の友人には、どうやって結婚報告したらいい?
なかなか会えない相手には、取り急ぎメールや手紙で報告を。もし、結婚式へ招待するのなら、あらためて電話などで直接お願いを。

詳しく見る

喪中の友人は結婚式に招待しないほうがいい?
仏教の場合、四十九日の法要が終われば、「忌明け」となるので、結婚式に招待しても失礼はないはず。どうしても気になる場合は、正式に招待する前に本人の気持ちを確認しておくと安心。

詳しく見る

披露宴のスピーチ・余興の依頼はいつ?どんなカタチで?
結婚の報告と同時に打診することを心がけて。遅くても招待状を発送する挙式の2ヶ月前までには口頭で依頼しておくこと。承諾してもらえた相手には、招待状に添えるメッセージカードに「当日よろしくお願いします」と書いておこう。

詳しく見る

招待客に「心遣いは遠慮します」といわれたときは?
先方の立場やふたりとの関係に合わせて、ご厚意に甘える場合も。代わりに引出物をランクアップして、心づかいを添えてもいいのでは。

詳しく見る

招待客に「自分でチケットを手配します」といわれたときは?
結婚式の当日に交通費相当の「お車代」を渡せるとベスト。ご厚意に甘えるべきか自分で判断できないときには、親に相談を。

詳しく見る

招待状の文面は縦書きと横書き、どちらでもいい?
どちらでも可。ただし、縦書きの場合は段落の行頭はあけない・句読点を使わない。横書きの場合は、句読点なし。

詳しく見る

招待状の差出人は親or自分たち?どんなルールがあるの?
招待客が親族中心の場合は、両家の親を差出人に。ただ最近は、ふたりの名前で出す人や、親とふたりの連名で出すケースも多いみたい。両家でよく相談を。

詳しく見る

招待状はいつごろ発送したらいい?
遅くとも挙式2ケ月前までには発送を終えて。ゲストの都合もあるので、招待状はできるだけ早めに準備しておこう。

詳しく見る

招待状の宛名はパソコンで印刷してもいい?
パソコンで印刷するときは、フォーマルな毛筆書体を使う。カジュアルなパーティの招待状なら、毛筆以外でもOK。いずれの場合も招待状を発送する前には、誤字脱字のチェックを忘れずに。

詳しく見る

招待状は大安吉日に投函すべき?
こだわる人は「大安」「友引」を選んで、早めに投函がおすすめ。

詳しく見る

招待状に添える返信ハガキ。出欠の返信期日はどうやって決める?
招待人数の最終決定は、挙式の1ケ月前までに。そのためには、ゲストの出欠の確認を挙式の2ケ月~1ケ月半前までに行って。もし、招待状の発送がギリギリになりそうなら、事前に出席の打診をしておくとスムーズ。

詳しく見る

欠席者が多く、予定していた人数より少なくなりそう。どう対応したらいい?
式当日までに充分な時間があれば、ほかのゲストへの打診を検討してみて。結婚式間際だと相手に失礼なうえ、人数調整だと思われがちなので、招待するのはあきらめたほうがよさそう。

詳しく見る

披露宴の席次の決め方、ルールってあるの?
会場内を上座と下座に分けて、ゲストの立場を考慮した配置をつくるのが基本。新郎新婦にもっとも近い上座には、主賓や恩師、会社の上役を中心に。順に友人・知人の関係別にゲストテーブルを並べ、下座に親族や家族の席を。

詳しく見る

ゲストに満足してもらえる席次を作るには?
仲のよいグループを同じテーブルにまとめる、ひとりで出席してくれた人には話がしやすい同年代のゲストを隣にするなど、テーブル内の関係に気を配ることが大切。席次表にゲストの趣味や特技などの簡単な紹介文を入れて、知らない人同士でも会話がしやすくなるような工夫をしても◎。また、年配者や妊婦の女性、子ども連れのゲストがいるときは、中座しやすい出入口近くの席を用意してあげて。

詳しく見る

席次表に入れる肩書きについて、くわしく教えて
勤務先の上司以外は、各肩書の前に「新郎」「新婦」をつける。
  • ・会社関係(上司)…「会社名」の下に部署・役職名を書く(例/株式会社〇〇取締役社長、株式会社〇〇経理部部長など)。すでに退職している場合は、「新婦(新郎)の元上司」とする。
  • ・会社関係(同僚)…「新郎の勤務先後輩」、「新婦の勤務先同僚」など。
  • ・友人…「新郎の大学時代先輩」、「新婦の高校時代友人」など。
  • ・親族…親の兄姉は「伯父(母)」、親の妹弟は「叔父(母)」とする。漢字の使い方にも注意。

詳しく見る

子ども連れのゲストがいるときは、席次にどんな配慮が必要?
親子で列席するゲストには、披露宴の途中で外に出ても目立たない席を選ぼう。また、子どもゲストが退屈しないようなおもちゃを用意してもおくのもおすすめ。

詳しく見る

結婚式の二次会、幹事や友だちに全部まかせていいもの?
幹事任せの二次会はNG。会場選びや招待客の決定、二次会のプログラム作りなど、新郎新婦と幹事で協力し合って進めよう。幹事やスタッフを引き受けてくれた友人には、会費の負担を軽くする、ふたりの新居に招いておもてなしをするなど、お礼の気持ちを伝えることも忘れずに。

詳しく見る

ご夫婦で結婚式に招待した場合、引出物はそれぞれに必要?
基本的に引出物は1世帯にひとつと考えて。日頃からお世話になっているというご夫婦には、引出物をランクアップする、品数を増やすなど、贈り分けをして、感謝の気持ちを伝えるのもひとつの方法。

詳しく見る

結婚式の引出物、タブーなものor嫌がられる品物は?
かつては、「壊れる」「切れる」「割れる」を連想させる品物(割れ物や刃物など)は、タブーとされていたみたい。現在では、食器やワイングラスなどの品物を選んでも問題はなさそう。ほかに、自分たちの趣味や好みを強調したもの(たとえばキャラクターが入った品など)、重くてかさばるものは、引出物にふさわしくないので避けるべき。

詳しく見る

会費制の披露宴でも、引出物を用意したほうがいい?
会費制の場合も、ふたりの感謝の気持ちを込めて、引出物を用意するのが礼儀。予算は1人あたり1000円~2000円程度を目安に。洋菓子や紅茶、お茶の詰め合わせなど、ゲストの顔ぶれに合わせて品物の検討を。引出物の予算から、お見送りのプチギフト(300円ぐらいのもの)を手配するカップルも多いみたい。

詳しく見る

披露宴の進行中に、新郎新婦は料理を口にしてもいいの?
披露宴中でも少しはおなかに入れておこう。プレートの上で料理を小さく切り分けてから、口に運ぶのが上品な食べ方。ただし、ゲストのスピーチや余興が行われているときの飲食はNG。それ以外のタイミングで、目立たないように口にすることを心がけて。

詳しく見る

ゲストにお酒を勧められたとき、断っても大丈夫?
かたくなに断り続けるのはゲストに対して失礼。なるべく、「ありがとうございます」とグラスを差し出すようにして。お酒が飲めない人は、軽く口をつける程度でもOK。会場に依頼すれば、グラスの中身をあけるための容器を足元にセットしてくれるので、飲み過ぎる前にさりげなく対処しよう。

詳しく見る

お色直しで新郎新婦が退席。ゲストにはどう過ごしてもらえばいい?
食事や歓談をゆっくりと楽しんでもらえる時間に。料理を運ぶタイミングもこの時間に照準をあわせてもらうと◎。品のある静かなBGMや、ふたりのプロフィールビデオを流すのもおすすめ。

詳しく見る

謝辞の場面で、新婦はあいさつをしなくていいの?
披露宴の締めくくりとして、新郎が主体となってあいさつを。結びの前に、新婦のコメントもひと言用意しておくと、より気持ちの込もった謝辞に。ふたりであいさつの練習をしておこう。

詳しく見る

会費制パーティに目上の人を招待するのはあきらめたほうがいい?
会費制にするとカジュアルな印象が強くなるので、どちらかといえば友人主体のパーティに向いているといえそう。昔の恩師や年配者の招待も考えているときは、自分たちで費用を出し、会場や料理をグレードアップするなどの配慮ができると◎。発起人とも事前に相談を。

詳しく見る

家族に対するマナー

結婚式まで、相手の親をどう呼べばいい?
正式に婚約するまでは、「〇〇さんのお父さん、お母さん」。お互いの両親にきちんと挨拶を済ませ、結婚の了解をもらったときには、「お父さん、お母さんとお呼びしてもいいですか」とさりげなく聞いてみて。相手の親も喜んで受け入れてくれるのでは。

詳しく見る

相手の親とはすでに仲良し。挨拶は必要?
結婚はふたりにとってはもちろん、お互いの両親にとっても人生の節目となる大きなできごと。たとえ相手の家に何度も遊びに行ったことがあって、「いつか結婚するもの」と家族が公認している関係でも、結婚の挨拶はケジメであると心得て。いつものラフな服装とはちがい、スーツやワンピースできちんと挨拶すれば、相手の両親も安心してくれるはず。

詳しく見る

結婚の挨拶に行ってはいけない日時ってあるの?
結婚式や結納のように、仏滅などの日柄を気にする必要はナシ。それより気にかけたいのは相手の家の都合だから、親の仕事や用事を邪魔しない日にちを聞いておこう。時間は昼食や夕食時を避けて、午後2時~3時ごろに到着するのがベスト。挨拶に行く先が遠方で日帰りが難しいなら、近くのホテルなどを予約しておくこと。

詳しく見る

挨拶に行ったその場で結婚を反対されたら?
その場でムリヤリ説得しようなどとは思わないこと。反対するのにはそれなりの理由があるはずだから、ここは冷静になって先方の意見をじっくり聞いて。うまく聞き出せない場合はいったん帰り、反対された理由を彼や彼女にリサーチしてもらってから再度挨拶に行くように。そして、相手の気持ちを尊重しつつ、理解してもらえるまで話し合いを。

詳しく見る

結納をしてはいけない日時ってある?
挙式の6ヶ月前までに、両家の都合のよい日にちを選んで。時間は午前中がよいとされるため午前11時ごろから始めるのが一般的だけど、都合が合わなければこだわらなくてもOK。ただし、両家に日柄や時間を重んじる人がいるなら、大安、先勝、友引の午前11時スタートにするのがベスト。

詳しく見る

顔合わせに最適な日時ってある?
顔合わせは結納よりカジュアルなので、日時にもそれほどこだわる必要なし。結婚が決まったら早めに、両家の都合が合う日時を選んで。

顔合わせ

詳しく見る

あまり付き合いのない親戚は、どんな優先順位で招待すればいい?
これまでにお世話になったことがある、相手の身内の結婚式に出席している、自分たちの親族が少ないなど、親の都合もいろいろあるはず。誰を招待するかは自分たちで判断せず、親に決めてもらうようにしよう。

詳しく見る

新郎側・新婦側で招待する人数に差がある場合、どのぐらいまでOK?
2割ぐらいまでの差を目安に調整を。もちろん、両家が納得していれば、どちらかが多くても気にしなくてOK。

詳しく見る

主賓・乾杯の発声は、両家それぞれから出すべき?
最近では主賓を立てない披露宴もよくあることなので、形式にこだわる必要はなさそう。両家から出すときは、男性を立てて、新郎側の主賓にあいさつを、新婦側の主賓に乾杯の発声を依頼すると、失礼がなく、時間も短縮できる。

詳しく見る

両家の集合写真を撮るときに注意することは?
両家親族との記念撮影も大切なイベントのひとつ。親族が並ぶ位置は、カメラに向かって、最前列中央の右側に新郎、左側に新婦が座り、その両隣に両親、祖父母という順番に。媒酌人を立てる場合は、新郎の隣に媒酌人と新郎の両親、新婦の隣に媒酌人夫人と新婦の両親が座る。ほかの親族は2列目より後ろに、顔が重ならないように交互に立つと◎。

集合写真

詳しく見る

両家の親や身内はどんな服装をしたらいいの?
両家の親の装いは、新郎新婦が着る衣裳に関係なく、和装でも洋装でもOK。ただ、親同士で格をそろえたほうがいいと考えるなら、事前に相談しておくほうがベター。兄弟の服装は、スーツにネクタイやチーフを合わせてフォーマルに。姉妹はワンピースやドレスにパールやコサージュなどを飾って上品な装いを。花嫁より目立つ派手なドレスはくれぐれも避けてもらって。

詳しく見る

親戚に着付けをしたいと言われたときは?
列席者の着付けやヘアセットの費用も招待する側で負担するのがマナー。事前に親を通じ、必要な人数を確認し、会場に予約しておこう。

詳しく見る